2024年2月1日木曜日

よもう!あそぼう!かがくの本 「水の中のたまご」

【日時】 2024年1月21日(日)10:30〜11:30
【場所】 東久留米市立南部地域センター
    2階講習室(ひばりが丘図書館)
【読んだ本】『うまれてくるよ海のなか』
 高久至 しゃしん かんちく たかこ ぶん
 (アリス館)
『海のこと』キャスリン・シル 文  
 ジョン・シル 絵 原田佐和子 訳
 (玉川大学出版部)
【内容】 スーパーで売っている魚のたまご(イクラやタラコ)を鳥のたまご(鶏やうずら)と比べたり、水に入れて観察しました。
 水の中のたまご(水中に産みつけられる卵)には、「水に浮くもの/沈むもの」や、「くっつくもの/ちらばるもの」があることが分かりました。
 絵本を通して、海の生き物がたまごを守る工夫、海の中の命のつながりを伝えました。
【次回】2024年3月17日(日)10:30〜11:30
東久留米市立滝山図書館(西部地域センター2階講習室)
「紙をくるくる回せるかな」

ろくとほんとのワークショップ  「ぬいぐるみをあらおう」

【日時】2024年1月21日(日)
 1回目12:30〜13:30 
 2回目 14:30~15:30
【場所】多摩六都科学館学習室
【読んだ本】『あわあわ ふわふわ! くまの たんくん』ちいさなかがくのとも2023年3月号大川久乃 ぶん  川崎由紀 え(福音館書店)

【協力】株式会社福音館書店

【内容】はじめに体験の紹介として読み聞かせをしました。水たまりにおとしてどろだらけになてしまった大切なぬいぐるみを洗濯、干してもとどおりになるストーリーを体験しました。作者の方々、編集の方も参加をしてくださいました。作者の方々が本を作る時に何度も洗濯をして試したぬいぐるみの「くまのたんくん」も連れてきてくださいました。ワークショップでは「くまのたんくん」の代わりにぬいぐるみ用の布で作ったミニクッションやパッドの中に園芸用の土で作った水たまりで参加者が自ら五感を使って体験をしました。洗う前のミニクッションと洗いあがった状態、少し乾いた状態と比べる観察もしました。子どもも大人も汚れをおとしたり石鹸をあわだてたりすすぎをしたりと楽しそうに集中をして洗濯をしたり観察をしていました。絵本にあるオノマトペも楽しみました。再び読み聞かせをすることで体験を振り返ることができました。最後に、ブックトークでブックリストの本を紹介してワークショップ終了後にもひろがる科学の世界を伝えました。

第6回ゆるゆる交流会「チリモン」

 【日時】2024年1月15日20:30〜21:36
【テーマ】チリモン

 会員が参加している「チリモンを同定する勉強会」について報告です。自ら撮影された写真を使って主なチリモンの同定の仕方のポイントを話してくださいました。

■話題になったこと
・チリモンの下に黒または青の紙を敷くと見やすい。
・撮影は、100均でも売っているクリップ式マクロレンズを使うと、スマホなどでも見やすい。
・チリモン専門の販売店でも、チリメンジャコの産地、収穫時期がわからない場合が多い。

■読み聞かせおすすめの本
・『イワシむれでいきるさかな』大片忠明 さく(福音館書店)
・『うまれてくるよ海の中』高久至 しゃしん かんちくたかこ ぶん(アリス館)
・『海のかくれんぼ』小宮輝之 監修(小峰書店)
・『海のぷかぷか』高久至 写真 寒竹孝子 文(アリス館)
など。

2023年12月21日木曜日

よもう!あそぼう!かがくの本!「ふしぎなわ」

【日時】2023年11月26日(日)10:30~11:30
【場所】東久留米市立中央図書館1階 北開架室
【読んだ本】『まほうのわ』 
       折井英治・折井雅子 作 藤嶋かおる 絵(大日本図書)
【内容】「メビウスの輪(または帯)」とよばれている輪に挑戦しました。長方形の帯を一回ねじって、端の辺どうしを貼り合わせると面の表裏の区別ができない帯になります。ドイツの数学者アウグスト=メビウスがみつけました。
 さて、実際にやってみましょう。まずは、幅4cmほどの紙を、ねじって、張り合わせた輪を作って…、次に…、
ーー ハサミで半分に切ると、どうなる?
ーー 2回ひねったら?
ーー 3回ひねったら?
ーー 3分の1に切ったら?
 できた輪っかは、つながってたり、わかれたり…。ふしぎな「メビウスの輪」も、手品や魔法ではなく科学(数学)なのだと知りました。
【次回】2024年1月21日(日)
    10:30~11:30
 ひばりが丘図書館(東久留米市立
 南部地域センター2階講習室)
 「水の中のたまご」

2023年10月17日火曜日

よもう!あそぼう!かがくの本  「じしゃくはめいたんてい」

【日時】2023年10月15日(日)10:30〜11:30
【場所】東久留米市東部地域センター1階講習室(東部図書館)
【読んだ本】『じしゃくであそぼう』田中義朗 文  井上正治 絵(岩崎書店)
【内容】身の回りにあるもので、磁石につくものとつかないものを調べました。
 現在流通している日本の硬貨は磁石につかないけれど、カナダの25セント硬貨は磁石にくっつきます。同じようなステンレスのフォークでも「つくもの」と「つかないもの」があるということに、子どもたちはびっくり!していました。磁石にはN極とS極があること、また、地球は大きな磁石である話をしました。
 最後に、磁石を使ったおもちゃの工作を紹介しました。磁石を含めて工作材料はおみやげです。今回は、磁石を使った工作の本の貸し出しが目立ちました。
磁力線が見える!おもちゃ
【次回】11月26日(日)10:30〜11:30
東久留米市立中央図書館
「ふしぎなわ」
紙を切って、ふしぎなわをつくります♪

2023年10月12日木曜日

【御礼】たんとたんと2023

  2020年から開催を見合わせていました「子どもと楽しむ科学の本の文化祭 たんとたんと」ですが、趣向を変えてようやく再開させました。これまでのように、たくさんの方々にご来場いただくスタイルでの開催はまだまだ難しく、大人向けのイベントにしました。そして、「ほんとほんと」がお話を聞いてみたい方をゲストとしてお招きし、絵本への熱い思いを語っていただきました。
 ゲストの今本さん、茅野さん、オンラインでご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ブックハウスカフェ Bar にて
【日時】2023年9月3日(日)
【場所】オンライン
【ゲスト】今本義子さん(ブックハウスカフェ代表取締役)
【内容】ゲストのお話
① タイトル:ブックハウスカフェのオープンから今までの歩み~絵本専門店としての抱負~
② 科学絵本の紹介:
  お客さんが途切れた隙に飛び入りでご参加 茅野由紀さん(ブックハウスカフェ店長)
店長の茅野さん(左)と
代表取締役の今本さん(右)

 ブックハウスカフェは東京の神保町にある絵本専門の書店です。この日も、多くの親子連れで店内がにぎわっていましたが、大人だけでご来店される方も数多くいらっしゃいました。店内は、昼はカフェ、夜はBarが開き、絵本に囲まれた空間で飲食ができます。大小のイベントスペースでは、さまざまなイベントが開催されています。「ほんとほんと」も、2018年にイベントスペースを提供していただき「科学絵本ど~んと100冊展示」を開催できました。
 「神保町といえば古書店街」というイメージですが、「ブックハウスカフェ」では、いつも新しい本に出会えます。今本さんは「絵本専門店だからこそ、ロングセラーだけでなく、新刊を積極的においている」そうです。店長の茅野さんをはじめとしたスタッフのみなさんが、1冊ずつ、丁寧に、選書したものが、店内に並んでいます。科学の絵本も、いつも新しい本がおいてありますね。「ブックハウスカフェは、絵本を中心に人が集まり、人と人が出会う場所…そういう空間づくりを目指している」とのこと。これはもう文化事業の1つですね!私たちも、ここで出会った方々との交流がつづいています。
今本さん
 神保町で唯一となった子どもの本の新刊書店の灯を絶やしたくないという静かな思い、シビアな原価と苦肉の策のカフェ併設の経営戦略、芸術家の卵のアルバイトさんたちの協力によるイベント、常連さんたちに助けられたCovid19自粛期間の心温まるエピソードなど…もりだくさんな今本さんのお話に加えて、接客の隙にかけつけた茅野さんによる、今、店頭に並んでいる科学絵本をつかった、参加者の絵本選びの悩み相談もあり、あっという間に2時間が過ぎました。参加者からの質問に、なんでもお答えしてくださるので質問が止まりません。「ここのカレーが美味しい!」という参加者からの声もあがりました。

 今年の「たんとたんと」はオンラインでの開催でしたが、ゲストの方をはじめ参加した方々とともに、絵本の良さ、書店で本に出会える喜びについて、あらためて考えることができました。まだまだ対面での「たんとたんと」の開催は難しい状況ですが、「ほんとほん」とは引き続き「科学」「本」「読み聞かせ」をキーワードに、みなさんと一緒に楽しめるイベントを開催していきたいと思います。

2023年9月30日土曜日

よもう!あそぼう!かがくの本    「カレースパイス」

 
たくさん並んだ、カレーのスパイス♪ 本物!

【日時】2023年9月24日(日)10:30〜11:30
本物からつくる!
カレースパイス図鑑♪
【場所】東久留米市西部地域センター(滝山図書館)
【読んだ本】『カレーのひみつ』 中山章子 著(ひさかたチャイルド)
【内容】 カレーをつくるとき「ルー」をつかいます。「『ルー』は何からできている?」「カレー、ってどんな特徴がある?」などの質問からはじまりました。 
 カレーの正体は「スパイス」!そして、スパイスの正体は植物です。植物の種や根、葉や茎などからできているとこを、実物を手にとって観察をしました。スパイスは、1.辛味、2.香り、3.色の特徴でわけられ、これらの特徴を上手に使って、おいしいカレーができていることがわかりました!
スパイス作りにも挑戦!

  スパイスの女王といわれるカルダモンなどの香りをかいだりしながら、本物のスパイスで「スパイス図鑑」をつくりました!また、すり鉢をつかって、本物ののスパイスの調合体験もしました。
 今回は、カレーのいい香りでいっぱい♪の時間となりました。


【次回】10月15日(日)10:30〜11:30 
東久留米市立東部図書館
「じしゃくはめいたんてい」

2023「青少年のための科学の祭典」東京大会 in 小金井「まめ図鑑をつくろう!」

【日時】2023年9月17日(日)
①10:15~10:45 ②11:15~11:45 ③13:15~13:45 ④14:15~14:45
大人気!実物の「まめ図鑑」
【場所】東京学芸大学小金井キャンパス
【読んだ本】『まめ』平山和子 著(福音館書店)または
 『だいずえだまめまめもやし』 こうやすすむ 文 なかじまむつこ 絵(福音館書店)
 【内容】4年ぶりの対面式の開催でした。感染対策として、ブース数を制限し、室内ブースへ参加はチケット制により入場者を制限。時間も、午前と午後の2時間ずつの短縮となりました。
読み聞かせをしている高校生ボランティア
 30分ごとの来場者の入れかえや換気の推奨があったため、30分「よもあそ!」、30分「科学絵本の閲覧時間」として、合計4セットのブース展開にしました。
「ほんとほんと」の紹介♪

 「図鑑を『本物のまめ』でつくる!」ことに新鮮さを感じた参加者も多く、並んで参加するお子さんがでるなど嬉しいかぎりでした。全ての「よもあそ」は満員御礼!「もやし、枝豆が、大豆かrsできることを知らなかった…」「黒い納豆(黒千石豆)があるなんて!」「こんな豆(白くて大きくてぺたんこな花豆)、初めて見たー」…といった声があがる一方で、農産物の関係者、「とよまさり(大豆の品種)」のファンなどの豆おたくの参加者、読み聞かせをしている保護者、高校生の参加もありました。
 「どーんと100冊!ミニ版(全部そろわないため)」では、じっくり読む子もいれば、「これ知ってる!」と喜んでいる子も…。
 主担当は全て交代したので、私たち自身の勉強会にもなりました。互いに合いの手をいれあいながらとなり、以前の「よもあそ」が目に浮かぶ人もいるかもしれませんね。


2023年8月24日木曜日

よもう!あそぼう!かがくの本    「まめ 豆 マメ」

【日時】2023年7月23日(日)10:30〜11:30
【場所】東久留米市中央図書館2階多目的室
【読んだ本】『まめ』平山和子 著(福音館書店)
 『だいずえだまめまめもやし』 
  こうやすすむ 文 なかじまむつこ 絵(福音館書店)
 【内容】はじめに『まめ』の本の読み聞かせをしました。そして、「豆は植物の何にあたるのか?」を考えるために、観察してもらいました。
 「どんなふうに豆を食べる?』ときいたところ、たくさんの答えがでました。モヤシ、大豆の水煮、枝豆、乾燥した大豆を見比べて、「大豆」がいろんな姿に返信して、みんなの食べ物になっていることを観察しました。
大豆図鑑!
 そして、「大豆大好き日本人! 大豆にもこだわっちゃうんだよね」…ということで、13種類(!)の大豆を集めた”『だいず図鑑」をつくりました♪
 
【次回】9月24日(日)10:30~11:30 
 東久留米市立滝山図書館
 「カレースパイス」






2023年7月13日木曜日

絵本作家「やべみつのり」さんとご一緒に、紙皿コマのリーフレットを作成しました♪

  2022年5月28日に実施した「よもう!あそぼう!かがくの本【スペシャル】」で参加者に作成していただいた「紙皿コマ」について、作り方を知りた~いというご要望にお応えして、リーフレットを作成しました。紙皿コマを回して楽しく遊んでいる子どもたちの絵は、やべみつのりさんが描いてくださいました!リーフレットに記載されている注意事項をよく読んで、作った紙皿コマをくるくる回して遊んでくださいね。
 このリーフレットの著作権は「やべみつのり」氏と「科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」」にあり、 クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止4.0国際(CC BY-NC-ND 4.0)ライセンス下で提供しています。