2011年11月11日金曜日

「はこだて国際科学祭で、よもうあそぼうにじの本」報告

やったー。2011年8月、ついに、ほんとほんとも海を渡りました♪ 
といっても本州脱出の函館上陸でしたが、
ほんとほんとにとっては十分に遠~いお出かけでした。
立派な立て看板を作くださって
有難うございます
はこだて国際科学祭」の会場のひとつとなった五稜郭タワーの1Fアトリウムでは、絵本カーニバルが開催されていて、大好きな絵本が所狭しと並んでいました。
合間に何度も見て回り、たくさんの素晴らしい本に出会いました。
また函館の図書館でご活躍されている読み語りグループ「マシュマロ」のみなさんとも新たな出会いがあり、会場で交流させていただきながら読み聞かせをしました。

このような機会を持てましたことに、
サイエンス・サポート函館の方々に心から感謝いたします。
また、会場に来てくださった方々にも大感謝です。

このブログを読んでくださっていたらいいなぁと思いながら、のりまきが主担当しました、「よもうあそぼうにじの本」の回についてご報告します。
8月22日(月)と23日(火)と2回実施しました。
対象は幼児の方と保護者の方。
読んだ本は「にじ」(福音館書店)です。 
この本は、幼児向きの絵本ですが、
大人でも初めて気づかされるような科学的な内容が示唆されています。
虹がどのような天気のときにできるかは大概の人が知っています。
でも、虹を見てどこに太陽があるのか、なんて誰も意識していないのではないでしょうか。
そんなこと今まで一度も考えたことはなかったという大人は意外と多いようです。
確かに空に虹がかかったら、嬉しくって日頃のあれこれも吹っ飛んでしまうくらいしあわせ~な気分になるわけで、科学好きな私も科学的思考回路は一旦休止してしまいますし。
そういえば、最近、虹をあまり見なくなりました。

虹のでき方と、分光についてのお話をしましたので、
光が分かれて手元でじっくり虹色眺めることができるように、
分光シートを使った工作をしました。
紙コップの底にあけた穴に分光シートを貼って、
穴から景色を眺めています。
幼児の方も手で持ちやすいようにケニスさんのサイト
http://www.kenis.co.jp/experiment/physics/007.html
を参考にして紙コップの底に穴をあけた虹の万華鏡にしました。
アトリウムはガラス張りで外から陽の光が入ってくるので
どこを見てもとても綺麗な万華鏡になりました。

虹の色は一般に7色と言われていますが、
必ずしも7色とは限らず、色の表し方も同じではありません。
「にじをつくったのだあれ?」(世界文化社)という本があるのですが、
日本語版と海外版とでは実はつくりがちょっと違います。
虹の色の数え方、見え方が国によって違うからだそうです。
縫い物が得意なスタッフに大感謝。
当日縫い上げてくれました!
心も虹色になりました。
虹に関連する本もずらっと並べて紹介しました。
サイエンス・サポート函館の方々が、11月19日、20日にお台場の日本科学未来館で開催されているサイエンスアゴラに参加なさるそうです。
函館に遠征したほんとほんとメンバーは再会が待ち遠しいです。
(吉田のりまき)

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